ヨーグルトは乳製品で、牛乳を発酵して作られた物です。
たんぱく質・カルシウムが豊富に含まれていて、健康食品として知られていますね。
赤ちゃんには離乳食中期(7ヶ月頃~)から与えてよいとされていますが、アレルギーの心配もある為、あげてからしばらくの間様子をみましょう。
もし、これってアレルギー症状なのかな?と思った場合は、小児科でアレルギー検査ができるところで調べてみましょう。生後4ヶ月から受ける事ができます。
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ヨーグルトアレルギーの症状
ヨーグルトのアレルギー源は?
ヨーグルトは牛乳を発酵させて作られた製品ですので、牛乳アレルギーだとヨーグルトにもアレルギー反応を示す事になります。
牛乳と同様、おもにアレルゲンとなるのは「カゼイン」と呼ばれるタンパク質です。
チーズも乳製品なので、注意が必要です。
どんな症状が出る?
- 身体や顔にポツポツと赤い発疹が出てきた
- 嘔吐した
- 下痢をした
- 顔・口の腫れ
- 呼吸困難
- 意識障害
- 血液低下
赤ちゃんに多いのが、発疹・下痢・口の腫れなどです。
これらの症状が一つ、または複数現れる事があり、ヨーグルトを食べて約2時間以内に起きる事が多いです。
ヨーグルトを初めて食べて上記の様な症状が出た場合は、すぐに小児科へ行き薬を服用すると、数時間程すれば症状が良くなる事が大半です。
「ヨーグルトを食べると口の周りだけ赤くなった」という症状はアレルギーではなく、皮膚に触れた事でかぶれただけの事もあるので、症状が口の周りだけの場合は、他に症状が出ないか様子見をします。
ヨーグルトアレルギーは治る?
ヨーグルトアレルギーは牛乳アレルギーが治れば、乳製品であるヨーグルトも食べれるようになりますので、治る可能性はあります。
詳しくは赤ちゃん・子供の牛乳アレルギーは治るの?の記事で紹介しています。
ヨーグルトを毎日食べるとアレルギーになる?
赤ちゃんにヨーグルトを毎日食べさせるとアレルギーになるのではないか?と心配される事もありますが、食べ過ぎたからといってアレルギーになる事はないとされています。
ですが、ヨーグルトの食べ過ぎは下痢になる事もありますし、加糖されているものなら砂糖の摂りすぎになる事もありますので注意が必要です。
「授乳・離乳の支援ガイド」によると、生後7~8ヶ月の乳児の摂取目安は1日に50~70gとされています。
ヨーグルトアレルギー代替
ヨーグルトにアレルギー反応が出るという事はミルクアレルギーだと言う事ですので、牛乳で作られている乳製品全てを避ける事になります。
ヨーグルトには豆乳で作られた豆乳ヨーグルトがありますので、代替として食べる事が出来ますが、大豆製品にアレルギーがある場合は豆乳ヨーグルトもNGになります。
スーパーで買える市販の豆乳ヨーグルト
お近くのスーパーで売ってない場合は通販で購入する事も出来ますよ。
ポッカサッポロ ソイビオ豆乳ヨーグルト
ヨーグルト独特の酸っぱさがなくクリーミーで食べやすい。無糖で添加物も含まれていないので安心です。味が豆腐の味に近いので料理に使ったり、フルーツソースを添えてあげると食べやすくなります。
マルサン 豆乳グルト
砂糖不使用。豆っぽい匂いがし豆腐の味がする・・・との事で個人の好みにより好き嫌いが分かれる商品です。
イオントップバリュ 豆乳ヨーグルト
大豆独特の味がせず食べやすいとのクチコミが多いです。ヨーグルトケーキ・ヨーグルトパスタなど料理にも使えます。お近くのイオンスーパーで購入する事ができます。
赤ちゃんに豆乳ヨーグルトをあげてもいい?
牛乳アレルギーの赤ちゃんに、代替品として勧められるのが「豆乳」で、豆乳ヨーグルトは赤ちゃんも食べて大丈夫です。
牛乳で作られたヨーグルトと同様に生後5~6ヶ月頃から食べさせても大丈夫だと、豆乳ヨーグルトのメーカーに記載されています。
ヨーグルトのアレンジ方法
単品で食べにくそうであれば、フルーツソースやきな粉を混ぜたり、バナナを加えてスムージーにしたりすると甘味がでて食べやすくなり、栄養価もアップしますよ。
また、1歳以降には醤油や味噌を少しだけ加えて野菜ディップにして食べるのも、手掴み食べができオススメです。