多くの親御さんが悩まされる「イヤイヤ期」
着替えるのもイヤ!ごはんを食べるのもイヤ!お出掛けもイヤ!
急に泣き出して大暴れ!
先輩ママや子育て情報で見聞きしていた事が、実際に我が家にもやって来ました!
始まったのは息子が2歳前ぐらいの事・・・現在3歳ですが、2歳の頃とはまた違った形でイヤイヤは続いています。
子供のイヤイヤに親もストレスたがたまると、言葉に出していなくても子供には雰囲気で伝わってしまいます。
そうするとまた子供も不安な気持ちになり、イヤイヤになる負のスパイラルに陥ってしまいます。
そこで子供を変えようとするのではなく、親が変わる事で子供のイヤイヤが落ち着いたり、子供が同じ事をしても親がイライラしなくなる方法があります。
1児の母である筆者きじりおも、2歳前から始まった息子のイヤイヤ期に最初は対処に戸惑いましたが、日本・アメリカの育児書を参考に自分の行動・気持ちを変えると随分楽になりました。
年齢別に紹介していますので、子供のイヤイヤ期にイライラしてしまう親御さんは是非参考にしてみて下さいね!
★★もくじ★★
2歳のイヤイヤ期の乗り越え方
息子の場合は1歳7カ月頃からプチイヤイヤ期が始まりました。買い物に行くと床に寝転がり泣いて動かない。外食に出掛けると、泣いてテーブルに下に隠れる。歯を磨く事や服を着替えるのを嫌がって逃げる・・・
こんな状態で正直、外出するのが億劫になり家に引きこもりたくなりました。
2歳頃の子供のイヤイヤは、自分のしたい事や嫌な事があるのにそれをちゃんと言葉で伝えられない事により子供が癇癪を起す事が原因である事が多いのです。
よく育児書に書かれている対処法
1.ダメなどの否定的な言葉で押さえつけず、子供の嫌に共感してあげる
2.服を着替えるのを嫌がる時は選択肢を与えてあげる
3.子供がイヤイヤでなかなか出掛けられない場合は時間に余裕も持つ
実際に書かれている事を試してみましたが「子供に選択肢を与える」というのは息子にすごく効果があったと思います。
子供が自分で選んだと思える事で「嫌だぁ~」と泣く事が減りました。
【例】
・洋服を着替える時に、2着用意し選ばせてあげる。
・おやつも日によって好きな物が違うので、2種類用意する。
買い物や外食でのイヤイヤは、眠たい・疲れた・なんとなく暗いからその場所が嫌だ!など子供なりの理由があり、嫌な理由を避ける事が出来ない事もありますので、2歳前後はなるべく外食・買い物を一緒に行くのをやめました。
お友達の家に遊びに行く、どこか行楽施設に行く、などという時はかなり時間に余裕を持って行動するようにしました。
【例】
・外に出掛ける時に、服や靴を嫌がって履かない時は子供が履きたくなるまで待つ
そうする事で母である私の気持ちに余裕ができ、息子がグズグズする事に苛立つ事がほとんどなくなりました。
そうしているうちに2歳3ヶ月頃には子供が言葉をかなり理解する事が出来るようになった事もあり、イヤイヤ期はかなり落ち着き、外食も買い物を出来るようになってきました。
こうして我が家に平和な日々が訪れたのですが、息子が3歳になる少し前からイヤイヤ期が復活しました!
3歳のイヤイヤ期の乗り越え方
3歳頃のイヤイヤは2歳前後の頃とは少し違うのです!
この頃には多くの子供が親の言っている事をだんだんと理解する事が出来るようになっているのですが、まだまだちゃんと自分の思いを伝える事が出来ません。さらに3歳になると2歳の頃に比べて子供なりに自分の主張があり言葉で上手く言う事が出来ないので泣いたり、物を投げたりの行動につながります。
これは成長する過程で「自己の芽生え」として大切な事なんですね。まだまだ甘えたい時期でもあるので難しい所です。
例えば、自分で服を着替える事が出来るのに「お母さんがして!」と自分で着替えない。
急に癇癪をおこして泣いてバタバタする。
そんな毎日にママもクタクタになるでしょう。
何でも自分でやりたがる時の対策としては「出来る限り子供の気が済むまでやらせてあげる」と子供が自分で出来なかったとしても、子供のチャレンジ精神を損なう事がなく、気が済むまでさせてもらう事で満足でき、親子の衝突を避ける事が出来ます。
ただし「これだけは絶対ダメ」という行為に対しては子供がやりたがっても止めます。例えば「危険なことをした時」「人を傷つけることをした時」「人に迷惑をかけたとき」などです。
子供に響くしかり方は?
・ダメな事をしたときはすぐに注意を
その場ですぐに何がしてはいけなかった事かを伝えないと時間が経ってからでは、子2・3歳児は忘れてしまいます。外出中であってもきちんとその時にダメだと言う事を伝えましょう。
・きちんとやめさせる
してはいけない事をしている時に、離れたところから子供の名前を呼んで「ダメよ~」と言うだけではなく、子供と目を合わせて必要であれば身体で子供の行動をとめて、しっかりとしてはいけない事を伝えましょう。
・短い言葉でわかりやすく
「だからあなたはダメなのよ・・・この間も・・・」など子供を否定する言葉や過去の事を持ち出したりせず、短い言葉で「危険だからダメ」「電車の中では静かに」など、2・3歳の子供が理解しやすいように伝えましょう。
1回で子供が言う事を聞いてくれるとは思わず、何回も注意しないとわからないものだと割り切ってイヤイヤ期を乗り越えていきましょう。
明けない夜はありません。いつか子供は成長して、イヤイヤ期を懐かしく思う時がくるでしょう。
ママがイヤイヤ期・反抗期にイライラしない秘訣は「余裕のある行動を心がける事」
これでかなり気持ちが楽になりますよ★