卵アレルギーだとマヨネーズは食べれないの?今までマヨネーズの原料に卵が含まれているなんて考えもしなかったのに、卵アレルギーの食べてはいけない物リストにマヨネーズが!!と気付く方もいるでしょう。
筆者も子供が卵アレルギーだと知るまで、卵が使用されているなんて考えもしませんでした・・・
日常生活で出番の多い「マヨネーズ」野菜やサラダに付けたり、お好み焼きにも使用されていますので、マヨネーズを除去しなければならないとなると、かなり不便ですね。
卵アレルギーでもアレルギーの程度により、加熱した卵を少量食べれる場合もあります。マヨネーズをどの段階で食べていいのか?代替品は?など悩まれている方は参考にしてみて下さいね。
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卵アレルギーでマヨネーズは食べれるのでしょうか?
マヨネーズには卵黄が含まれているので、卵アレルギーで卵除去を医師から診断されている場合は「マヨネーズもNGです」
マヨネーズは生の卵と同等クラスの抗原がありますので、アレルギー反応が強く出てしまう可能性があります。
卵白にアレルギーがある場合
中には卵白にアレルギーがあり、卵黄は大丈夫なのでマヨネーズは大丈夫?と思われる方もいるでしょう。
マヨネーズの代表と言えるキューピーマヨネーズでは、製造過程で卵白と卵黄を分ける工程は、家庭でするのと同じような要領で機械を使って行われているので、マヨネーズに使用している卵黄に卵白の成分が付いている可能性もあるとされています。
その上で食べれるかどうかは判断して食べて下さいというような感じです。
マヨネーズを加熱したら食べれる?
マヨネーズをハンバーグに混ぜて焼くと、旨みとコクがアップしたり、野菜や魚介類にかけてオーブンで焼いたりするレシピなどがありますが、マヨネーズを加熱するので抗原性が下がり、加熱した卵を食べれる場合はマヨネーズもOKなのでは?と思いますよね?
この事について詳しく書かれている本や、WEBでの情報がなかなか見つからないのですが、マヨネーズは加熱すると卵黄が固まって、油と分離します。
筆者の個人的な意見になりますが、卵黄が固まるという事は、ゆで卵のように加熱された状態になるので、卵黄が生の状態でなくなるのではないか?と思います。
もちろん加熱した時間によって状態が異なるので、マヨネーズを加熱すると絶対大丈夫とは言えないのですが、ハンバーグなどに混ぜたマヨネーズはしっかり中まで火を通すので大丈夫なのではないかな?と思っています。
マヨネーズが食べれない場合
代替品は?
マヨネーズがNGとなると、ポテトサラダ・マカロニサラダ・お好み焼きなどのマヨネーズを使いたい料理の時に困りますよね。
マヨネーズは「酢+油+卵黄」で出来ているのですが、ヨーグルト・絹こし豆腐・豆乳・オリーブオイルなどを使って、なんちゃってマヨネーズを作る事が出来ます。
油を大量に使わないのでヘルシーで卵アレルギー児だけでなく、大人も健康を考えると◎
おなじみのcookpadで「マヨネーズの代わり」でレシピを検索してみて下さいね。たくさん出てきますのでお好みのレシピが見付かるはずです。
作るのが面倒な人は・・・
アレルギー対応の「卵なしマヨネーズ」が市販で売られています。
我が家は手作りが面倒なので、こちらを利用していました。
キューピーから「卵不使用マヨネーズ」が出ていますし、オタフクの「1歳からのノンエッグマヨ」、「豆乳マヨ」などもあります。
卵アレルギー対応マヨネーズや他のアレルギー対応食品については「アレルギー対応食品はどこで買う?」で紹介しています。
マヨネーズはいつから?
卵アレルギーで「卵を完全除去」とされている場合は、もちろんマヨネーズも食べられません。
加熱した卵を少量だけ食べてもいい。という段階でもマヨネーズへの挑戦は不安なものです。
マヨネーズをいつから食べてもよいのか?は個人差が大きいところだと思いますが、加熱した全卵を食べれるようになってから、マヨネーズをハンバーグに入れて加熱した物や、ジャガイモにマヨネーズをかけてトースターで加熱した物などから、挑戦した方が良いのではないかと思います。
大丈夫なようなら、マヨネーズを加熱しないでそのまま少量与えて様子をみるなど段階的に進めていきましょう。
まとめ
卵アレレギーだとマヨネーズは除去しますが、代替品を使う事でサラダ類に対応する事も出来ますし、卵不使用のマヨネーズもあるので、焦ってマヨネーズが食べれるようにする必要もないかと思います。
加熱した卵が食べれるようになれば、生卵と同等クラスとされるマヨネーズは除去の最終段階で挑戦するといった感じになるでしょう。
筆者の息子の場合は卵アレルギーの症状が「全身痒くなる」「赤い発疹ができる」程度で命に関わる程ではなかったので、自己判断で除去を進めてしまいましたが、本来なら医師の診断の元に除去していくのが安心ですね。