日に日に感染者が増え続けている「新型コロナウィルス」
中国本土では重症化した人、亡くなってしまった方の数も多く、近いうちに日本もそんな状態になってしまうのでは?と不安になってしまいます。
今回はママの視点から、子供達を守る為に出来る「新型コロナウィルス対策」を考えたいと思います!
現時点での厚生労働省からの情報を元に、個人的にまとめた記事ですので、それを踏まえて参考にして頂けると幸いです。
★★もくじ★★
子供はウィルスで重症化する?
ニュースでは、重症化したり亡くなってしまった方は「元々何かしらの疾患があった」「60歳以上の高齢の方で合った」と報告されているので、健康に問題のない子供なら例え感染しても、無症状もしくは軽い症状ですむのではないかと考えられます。
感染が広がっている中国でも、今のところ子供の感染者数は少なく重症化したニュースは入ってきていません。生後30日の赤ちゃんが感染していた症例もありますが、容態は安定しているとの事です。
喘息持ちの子供は?
筆者の息子が喘息持ちなので、気になって調べてみましたが、医療関係者のサイトで喘息の人はコロナウィルスが重症化すると書かれたものはなく、いつも喘息の治療をしてもらっている先生に聞いてみたのですが、特に喘息だから気を付けて下さいとは言われず、免疫力をつけて、しっかり手洗いして下さいという事でした。
お子さんが喘息持ちで気になっている方はかかりつけ医に聞いてみると、また違った意見をお持ちの先生もいらっしゃるかもしれませんね。
コロナウィルスはどうやって感染すると言われている?
新型コロナウィルスは「飛沫感染」「接触感染」が主で「空気感染」はないと今のところ考えられています。
飛沫感染とは、感染した人が咳やクシャミをしてウィルスが飛び感染する事で、飛距離は2m程と言われています。結構な距離が飛ぶものですが、2m以内にさえいなければマスクをしていても、あまり意味がないという事になります。
一方で空気感染は、ウィルスお飛沫が空気中で水分が蒸発し、小さな粒子になり空気中に漂っているものを吸い込む事になります。
接触感染は、ウィルスが付いた物を触る事で起こります。電車のつり革・階段の手すり・お店のドア・エレベーターのボタンなどが感染経路になり、それを触れた手で自分の目・鼻・口などを触る事により感染します。
子供の新型コロナウィルス対策
医療関係者や厚生労働省からの情報をまとめました。
マスクの効果は?
マスクは咳やクシャミをした時に周りに飛び散るのを防ぐ効果がありますので、症状がある人は周りの人に飛散しないように防ぐ効果が高いとされています。
症状がない人が予防的にマスクを着けるのは、屋内や乗り物など換気が不十分な場所では一つの感染予防策と考えられていますが、屋外では相当混み合っていない限り効果はあまり認められていないそうです。
子供はマスクをする事で、逆にマスクをあちこち触った手で触ったりして、マスクの外側に菌が付きやすく、それを触った手で今度は自分の口を触ったりする事も多いので、マスクをしている事で逆にウィルスを触ってしまいやすい環境を作りだす事も考えられます。
子供は、必要な時だけマスクを着けるようにしたらいいのではないかと思います。
手洗い・アルコール除菌
インフルエンザの予防と同様で、石鹸で20秒以上手洗い。しっかりとした手洗いでウィルスが死滅するとされていて、効果の高い予防法として推奨されています。
手洗いする際は、指の先・爪の間までしっかりと洗うようにし、物を食べる前や外出から帰宅した後はすぐに手洗いするようにします。
20秒の目安として「もしもしカメよ~♪カメさんよ~」とゆっくり歌えば約20秒になり、子供が楽しみながら手洗い出来ます。
手洗いがすぐに出来ない場合は携帯用のエタノールスプレーやアルコールジェル、アルコールウェットシートなどが便利です。
電車やバスから降車した時や、エスカレーターやエレベーターなど多くの人が触る場所を子供が触った時の除菌に凄く重宝します!
ちなみに我が家では普段、ちょっとぐらいばい菌が付いた手で物を食べたりしても、免疫力が付き菌に強くなるという考えで、それほど除菌を徹底していないのですが(実際、息子はインフルエンザに感染した事もなく、風邪もほとんど引かない)今回だけは例外です。
口うるさく手洗い推奨です!
免疫力を付ける
お医者さんからの勧めです!マスクをするより、健康管理に気を付けましょう。
・早寝早起きして十分な質の良い睡眠をとる
・栄養のある食べ物をバランスよく食べましょう
免疫力を高める食事って?と思ったママさん、基本的な和食にすれば十分だそうです。
具沢山のお味噌汁、ごはんに海苔、魚やお肉、卵などのタンパク質を1品入れてといった具合です。
免疫力を付ければ、ウィルスに感染したとしても軽症か無症状ですみます!
お子さんの健やかな成長の為にも「睡眠」「食事」を大切に。