子育て

赤ちゃんのあせもにワセリンを塗ると悪化する理由とは?【あせも写真あり】

2021-03-12

赤ちゃんは新陳代謝が良く、汗をたくさんかきます。
汗というと夏場だけだと思いがちですが、冬も首・背中・お尻などに汗がたまり、あせもが出来る事もあります。

皮膚刺激がほとんどない「ワセリン」を赤ちゃんの保湿に使っている方も多いと思いますが、ワセリンはあせもを悪化させる原因となってしまいます。

今回の記事ではワセリンがあせも対策に向かない理由と、あせも対策に使える保湿剤を紹介します。

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あせもの症状

敏感肌ですぐに肌荒れしてしまう赤ちゃんの場合は、湿疹なのか汗疹なのか素人目にはわかりづらいものです。

赤ちゃんのあせもの種類は3つ。まずは本当にあせもなのか?を確認してみましょう!

水晶様汗疹

白く小さな透明の水疱。皮膚の角質層に汗がたまってできるのですが、かゆみがないのでそのまま放っておくと自然に治る事がほとんどです。

紅色汗疹

赤いプツプツが汗の溜まりやすい(ひじの内側・ひざの裏側・脇の下・背中・首筋・おむつのギャザーが触れる部位)にできます。チクチクとしたかゆみがあるので掻き壊してしまう事があり、早めの対策が必要です。

深在性汗疹

表皮と真皮の間で汗管が詰まったものです。紅色汗疹を繰り返していると、かゆみや赤味がなく盛り上がってきます。

 

ワセリンを「あせも」に使用すると悪化するのはなぜ?

赤ちゃんの保湿によく使われるワセリン。
ワセリンを塗る事で「あせも」ができている可能性もあります。

特に首・背中・おしりなどは汗がたまり、あせもができやすいのでワセリンの使用は避けた方が良いでしょう。

ワセリンの働き

ワセリンは石油を精製した保湿剤で、油分でできています。

ワセリンに肌を保湿する効果はありませんが、肌表面をコーティングして外側からの刺激をふせいだり、水分を肌の内部にとどめる役割をします。

しかし、保湿した後に皮膚を乾燥から守る点で優れているのですが、ワセリンの油膜で毛穴までふせいでしまいます。

毛穴をふせぐとどうなる?

あせもは汗の管が詰まり、そこに汗がたまって炎症を起こしている状態です。
ワセリンを使うと、汗が出てくる部分をふせいでしまう事になるので、あせもが悪化してしまいます。

ポイント

赤ちゃんの肌は薄くてデリケートなので、一年中保湿が必要だと聞いて「肌に優しいベビーワセリン」を年中使っている方もいるかもしれませんが、あせもが出来やすい(汗をかきやすい部位)は時期を考えて使用した方が良いですね。

赤ちゃんのあせもにワセリンを塗った写真

もともと湿疹ができやすいので「あせも」かどうか判断できず、気温が高くなってくる春なのにワセリンを塗ってたのでテカテカしてます。

最初はブツブツだったのが、掻いているうちに赤い部分が繋がって盛り上がった状態です。
小児科で診察してもらうと「あせも」でした。

ステロイド剤を処方され、数日で治り再発なしです。

赤ちゃんのあせもにワセリン

 

あせもに保湿は必要?

生後3ヶ月以降から赤ちゃんの肌は乾燥しやすくなり、年中保湿が必要とされています。

新生児~生後3ヶ月頃までは、ママからもらったホルモンの影響で皮脂分泌が過剰な状態なのですが、生後3ヶ月頃以降は急激に皮脂が減少するため「人生で一番乾燥しやすい時期」といわれています。

あせも予防に保湿が必要な理由

あせも予防に保湿が必要な理由は、健康な肌を保つことができバリア機能を保つ事できるからです。

バリア機能が低下した皮膚に、汗をかいて拭き取らずそのままにしておく事で汗が皮膚表面に残り、肌に浸透していき「汗かぶれ」のような皮膚炎になってしまうことも。

保湿をして「バリア機能の正常な肌」にしておく事で、あせもの刺激を受けにくく、外部刺激(ほこり・ダニ・花粉・pm2.5)からも肌を守る事ができます。

 

あせもにオススメの保湿は?

冬の間はワセリンのような油分が含まれている、重めの保湿が必要な時もありますが、春・夏の気温が上がる時期はサラリとした軽めの保湿剤を使うのがオススメです。

ピジョン 桃の葉ローション

さっぱりとした使い心地で、春~夏の気温が上がる時期に向いています。
新生児期から使えます!

  • 保湿成分ももの葉エキス配合の薬用ローション
  • 無添加(パラベン、アルコール、香料、着色料)・低刺激

ヴェレダ カレンドラベビーミルクローション

オーガニックにこだわる方向け。
自然由来成分を使用していて、保湿力に優れています。オイルよりも付け心地が軽く年中使用する事ができます。

和光堂 ミルふわ ベビーミルキーローション

さっぱりした使い心地ながら、しっかりと保湿してくれます。
低刺激 弱酸性 無香料 無着色で全身に使えます。

赤ちゃんのあせもにワセリンを塗ると悪化する【まとめ】

ワセリンには保湿成分が入っておらず、皮膚表面に油分の膜を作ってコーティングし水分を肌に閉じ込める役割があると紹介しました。

その為に、汗が原因でできる「あせも」に塗ると汗を皮膚内に閉じ込めてしまい悪化する事があります。

赤ちゃんの汗疹は湿疹や他の発疹と区別がつきにくいので、数日様子を見て症状が改善しないようであれば小児科、もしくは皮膚科で診察してもらい塗り薬で治療するとすぐに落ち着きます。

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