赤ちゃんの歯が生え始める時、痛みがあったりむずがゆかったりして泣く事があります。この症状は「歯ぐずり」と呼ばれていて、なかなか泣き止まない赤ちゃんにママは困ってしまいますね。
歯ぐずりの対処方法を紹介しますので、赤ちゃんの不快感を取り除けると良いですね。
★★もくじ★★
歯ぐずりとは?
いつまで続く?
歯の生え始めには個人差がありますが、一般的に6ヶ月から始まり、下の2本が生えそろう9ヶ月頃までがピークとされています。なかには全ての乳歯が生えそろう3歳半頃まで続いてしまう子もいるそうです。
これって歯ぐずり?
赤ちゃんが泣いているだけでは他の欲求によって泣いているのか、歯が痛くて泣いているのかわかりづらいものです。
他に下記の様な様子が見られたら、歯が生え始めで不快感があり泣いているのかもしれません。
・おもちゃやタオルなどを噛んでいる
・よだれが多くなってきた
・指を口に入れて歯茎を触っている
・ミルクや食べ物を口に入れたくない様子
・夜泣きが増える
・日中もずっとぐずぐずしている
・発熱
歯ぐずり対策
気分転換してあげる
歯の不快感から気をそらせる為に、外に出て気分転換をしたり、公園で一緒に遊んであげる。
冷たい物を噛ます
冷やすと歯茎の痛みが和らぎますので、冷やしたりシャーベット状にしたイチゴ・バナナなどのフルーツを与えます。
歯固め
歯固めは歯の生え始めの不快感軽減の役割だけでなく「噛むトレーニング」「歯がアゴの成長の促進」にも効果があるとされています。
可愛いデザインの物も沢山あり、赤ちゃんが歯茎で噛んでいる姿はとても可愛いですね。赤ちゃん本舗やトイザらスなど赤ちゃんの物が売られているお店で買う事が出来ます。
冷やすタイプの歯がためもあるので、冷蔵庫で冷やしてから与えるとさらに効果が期待できます。
歯茎マッサージ
冷やしたガーゼを大人の指に巻き、優しく赤ちゃんの歯茎をマッサージしてあげます。
熱が出た
奥歯が生える時に炎症を起こす事があり、熱が出る事があります。熱が出る事により下痢を起こしてしまう事もありますが、水分補給をして、炎症を起こしている歯茎を冷やしてあげると症状が和らぎます。
ジェル
欧米ではよく使われているジェル。局部的に使う麻酔ジェルで日本では一般的ではないので、海外からの輸入品を通販サイトで買う事が出来ます。
痛み止め薬
欧米では薬局で買う事が出来る、歯ぐずり用の痛み止めがあります。日本では薬に頼るのを出来るだけ避けようとする為か、市販では売っていません。
アンバー(琥珀)のブレスレット・ネックレス
欧米・ヨーロッパで時々見かけるのがアンバーのネックレスをした赤ちゃん。付ける事によってオイルが放出され、歯が始めの痛みを和らげるのだとか。実際に着けている赤ちゃんのママに聞いてみると、なんとなく効果があるかも?程度なものだそうです。日本でも通販サイトで購入する事が出来ます。
まとめ
赤ちゃんの歯ぐずりは、一日中グズグズしたり夜泣きがひどくなったりと、親御さん達も大変です!ですが、症状がひどいのは数カ月の間で、成長段階であると思えば、出来るだけ症状を和らげてあげて乗り切りたいものですね。
ご紹介した歯ぐずり対策の中で以下の方法は簡単に出来る方法ですので、歯ぐずりの時期がやってきたのかな?と思ったら試してみて下さいね。
・気分転換
・冷たい物を与える
・歯がため
・歯グキマッサージ