アレルギー

卵アレルギーで除去する食品と、栄養素を補う代替食品

2019-08-16

乳幼児に多い「卵アレルギー」鶏卵は加熱によってアレルゲン性が低下するので、アレルギーの程度によって、ゆで卵は食べれるけど、生卵はアレルギー反応が出てしまうなど、個人によって食べれる程度が異なります。

卵は良質のタンパク質が豊富で、ビタミン・ミネラルも含まれています。乳幼児にとって大切な栄養源ですので、不必要な食事制限によって栄養バランスを崩さないようにしたいものですね。

この記事では「卵アレルギーの除去食品とその抗原の強さ」「卵1個分の栄養を他の食品で代替するには?」について紹介しています。

卵アレルギーの除去食品と抗原の強さ

最も強い(一時製品)生卵・ゆで卵・うずら卵
強い(半加工品)マヨネーズ・卵使用ドレッシング・茶碗蒸し・カスタードプリン・アイスクリーム
やや強い(加熱加工品)練り製品(ちくわ・はんぺん)
つなぎ類(ハム・ソーセージ・ハンバーグなど)
ころも類(天ぷら・フライ)
ケーキ・カステラ
弱い(加熱加工品)

焼き菓子(クッキー・ドーナツ)
菓子パン
卵ボーロ
中華麺
パスタ・他麺類で卵をつなぎに使っている物
パン類

最もアレルギー反応が強いのは「鶏卵」をそのまま生で食べる事で、次にゆで卵・うずら卵など茹でた物になります。

加熱加工された食品(練り製品・焼き菓子など)だと卵が加熱されていて、含まれている量が少量な物もあり、重度のアレルギーでない場合は食べても問題ない事もあります。

卵アレルギーだと医師に診断された場合は、アレルギーテストの数値を見ながら、加熱品なら食べれるかどうか?少量ならアレルギー症状がないかなど様子を見ながら、どの程度除去するのか決めていきます。

食品の原材料を見落とさないように

パッケージに入っている食品は「特定原材料」を表示するように法律で決められているので、特定原材料7品目に含まれている卵は原材料名の枠とは別に表記されている「アレルギー物質」とわかりやすく目に付くきやすいように書かれています。

ただしスペースがない場合は一括表示で、別枠で書かれていない場合もありますので、気を付けて原材料を確認する必要があります。

「注意喚起表記」として、原材料には含まれていなくても同じ製造ラインで卵を使用している製品を製造している場合は「本品製造工場では卵を含む製品を生産しています」と書かれている事もあり、卵の混入の可能性があるという事になります。

重篤なアレルギーの場合は、卵が混入しているかもしれない食品に対しても気を付けなければいけないので、そうなると多くの加工食品を除去する必要が出てきて不便です。

卵が含まれている事がわかりにくい食品

パッケージに入っている食品はわかりやすいのですが、店頭で袋に入ってない状態で売られている用な食品、例えばパン屋さんのパン、練り製品のお店などでは表示義務がない為に卵が含まれているのかわかりにくい場合があり、お店の人に聞いても、わからなかったり、適当に答えてしまう人もいて、安心できない事もあります。

 

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除去する必要のない物

・鶏肉

鶏肉は卵を産む親ですが、鶏肉のタンパク質は鶏卵のアレルゲン原となるタンパク質と別物なので食べても大丈夫です。

・魚卵

魚卵は、いくら・数の子・たらこなどありますが鶏卵のタンパク質と異なるので鶏卵のアレルギーでも食べる事ができますが、魚卵のアレルギーを持っている場合もあります

・卵殻カルシウム

卵殻カルシウムはカルシウムの補給の為に、焼き菓子などの添付されています。卵殻カルシウムにはアレルゲンになるタンパク質が含まれていないので、卵アレルギーの人も食べる事が出来ます。

卵1個の栄養分を他の食品で代替するには

卵1個(55g)に含まれる栄養分は、タンパク質6.8g・鉄1.0mg・カルシウム28mgです。

主な栄養、タンパク質を6.8gを他の食品で代替するには、下記の様な食品があります。

食品名重量(g)食品名重量(g)
しらす干し・半乾17牛(もも・赤肉)30
くろまぐろ・赤身25豚(もも・赤肉)30
さけ30鶏ささみ30
さば30鶏もも35
ひらめ30きな粉18
うなぎ蒲焼30納豆40
あじ33えだまめ60
まがれい35木綿豆腐100
たら40絹ごし豆腐140
わかさぎ47高野豆腐26

魚・肉を食べると、少量でタンパク質が補えるのがわかります。

特にしらす干しは他の魚・肉に比べて、少しの量で十分なタンパク質を摂れるので、たくさんの量を一度に食べれない幼児に最適です!

ご飯と混ぜておにぎりにしたり、お味噌汁に入れたりすると食べやすいですね。

きな粉もしらす干しとだいたい同じ量でタンパク質を補えるので、オススメです。
おもちに付けて食べたり、ヨーグルトにかけたり、食パンにかけたりして食べる事が出来ます。
子供が食べにくそうであれば、ハチミツや黒糖を付け足すと甘さがでて食べやすくなりますよ。

豆腐は水分が多いので量を多く食べないと十分なタンパク質が摂りにくいと言えますが、高野豆腐の場合は少量で多くのタンパク質が摂れます。
高野豆腐は煮物にするだけでなく、小さなサイズにカットされた物は、うどんに入れたり、お味噌汁に入れたりとアレンジがしやすくなります。

粉高野豆腐は色々な食材と混ぜやすく、クッキーなどの焼き菓子にも入れる事が出来ますので、おやつにもオススメです。

我が家では「つるはぶたえ」の粉どうふを使っているのですが、和食料理に幅広く使えます。例えば、以下のような時に使っています。

 

・コロッケを作る時にタネが緩くなりすぎたら粉とうふを混ぜる

・ハンバーグのつなぎとして

・野菜おやきのつなぎ

カルシウムと鉄分が豊富なのも嬉しいですね。

以上のように、卵を除去しなくてはいけなくても日頃食べている他の食品で、卵1個分に含まれている栄養素を補う事は難しくありません。

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