アレルギーを引き起こす食品の中で最も多いのが卵。
主に卵白にアレルギーを引き起こす原因物質が含まれています。消化機能が発達していない乳幼児に卵アレルギーが多いのですが、成長と共に小学生ぐらいになると食べれるようになるケースが多くみられます。
加熱をすると生の状態よりアレルギー反応が出にくくなりますので、生卵やマヨネーズなどは最も症状が出やすく、ケーキやプリンなど他の食品と混ぜて焼かれてある物は症状が出にくくなります。
アレルギーの症状は蕁麻疹や咳、嘔吐、下痢など、ひどい場合はアナフィラキシーショックを起こす可能性もあり、離乳食で初めて与える場合はすぐに病院へ行ける昼間に、少量だけ与えるようにしなければいけません。
卵アレルギーで気を付けなければいけないのは、卵料理だけではなく色々な食べ物に含まれている事が多いので、思わずこんな食品にも卵が含まれていたの?と驚く事があります。自宅で購入する物は食品衛生法によりアレルギー物質の表示が義務付けられているので確認しやすいですが、外食の場合は表示されていない所もまだまだ多くあり不安があります。
★★もくじ★★
卵アレルギーの症状とは?
・皮膚症状
痒み・じんましん・湿疹・腫れ
・呼吸器症状
くしゃみ・鼻水・せき・喉が締め付けられ呼吸が苦しい感じ・喘鳴
・消化器系症状
下痢・嘔吐
・循環器系症状
血圧低下・手足が冷たい・唇や爪が青白い
・全身症状
アナフィラキシー
赤ちゃん・子供の卵アレルギーは何歳ぐらいで治るのでしょうか?
厚生労働省の全国調査の結果から、卵アレルギーが治る年齢は、3歳で50~70%、6歳で90%と小学校に上がるぐらいの年齢までに多くの子供達にアレルギー改善がみられています。
参考までにですが、息子の卵アレルギーが完全に治ったのは2歳を過ぎた頃。
生卵は与えた事がありませんが、マヨネーズを食べても反応が出ない程、普通に卵を食べれるようになっています(卵料理が嫌いで、あまり食べないんですけど)
血液検査ではクラス4で、数値が高い方だったので完全除去で2歳まできました。
2歳以前は一度、すき焼きを食べていた時に生卵の付いた私の箸を舐めてしまい、顔に軽く蕁麻疹が出来ましたが、それ程ひどい反応ではありませんでした。
卵アレルギーが改善されている事を知ったきっかけ
たまたま私の食べていた卵サンドイッチを、ちょっと席を離れたすきに息子が手を伸ばして食べてしまい、何も反応が見られなかった事から食べれる事を知りました。
何とも不注意な事で、何も起こらなかったので良かったのですが、マルチアレルギーの息子にとっては大変危険な事でした!
アレルギー検査の数値はお医者様も言われいる通り、あくまで参考にすぎず、数値でアレルギーがあると判断されても実際に食べても大丈夫な事もあります。息子の場合もクラス4と高かったのですが、実際にはゆで卵ぐらいなら食べれたのかもしれません。
他の子のケースですが、息子の従兄も卵アレルギーがありクラス3。食べると口の周りが赤くなり、現在3歳ですがまだ治っておらず卵を除去はしていませんが、控えめにしています。
友人の子供は現在7歳。卵アレルギーがあり数値はわかりませんが、現在でも卵を食べると痒くなるので完全に除去しています。
まとめ
卵アレルギーがいつ治るのかは数値が高い低いに関わらず、個人差があるという事が言えると思います。
ほとんどの子が小学校入学頃までに治るケースが多いので、あまり心配し過ぎず1年に1回程度、目安としてアレルギー検査をし、少しづつ食べさせてもよい状態なのかどうか医師に判断してもらうとよいと思います。
我が家のようにアクシデントで・・・というのはなるべく避けましょう💦