子育て

母乳育児の7つのメリット

2018-11-29

母乳で赤ちゃんを育てるには赤ちゃんの健康上メリットがたくさんあり、世界保健機構(WHO)では2歳頃まで母乳を続けるように推奨しています。
また赤ちゃんだけでなくお母さんにもメリットがあります。
具体的にどんな点で良いのでしょうか?

 

母乳が推奨される7つの理由とは?

①母乳に含まれる栄養が赤ちゃんの成長と共に変化する

赤ちゃんの成長に合わせて3段階で母乳に含まれる栄養分が変化します。

【初乳】産後約5~6日後まで出るのが初乳で黄色みがかったとろみのある液体になります。赤ちゃんの免疫力を高める「分泌型免疫グロブリンA」という物質が含まれ、成乳に比べるとミネラル類が多く含まれます。

【移行乳】初乳から成乳に移行する2週間の乳で、初乳に比べてさらりとした物に変化します。この時期の赤ちゃんに必要な「脂肪」「糖分」が増えてきます。

【成乳】成乳期になっても、その後の赤ちゃんの成長に必要な栄養成分が含まれるように変化していきます。主な栄養成分は「脂肪」「たんぱく質」「炭水化物」「ミネラル」など。

⓶免疫システムを強化する

よく母乳からの免疫は生後6ヶ月までと言われますが、最近の研究では細胞の免疫力が強くなるので、大きくなっても免疫力の強さが続くと言われています。

③未熟児の発達を助ける

33週以内に誕生した未熟児の赤ちゃんが生後1ヶ月の間の母乳で、脳の大きな発達が粉ミルク児より見られると、2018年の研究で言われています。脳だけではなく身体の成長も母乳を早めに与えた方が伸びが大きいとされています。

➃SIDSの予防

赤ちゃんが誕生してから1歳までの間に最も多いとされるSIDS(乳幼児突然死)
少なくとも生後2ヶ月まで母乳で育てると50%、SIDSになる確率を下げる事が出来る最近の研究で発表されています。

⑤赤ちゃんのストレス軽減

お母さんと肌と肌で触れ合う事で、安心できリラックスする時間が増える事で赤ちゃんのストレスが少ないと言われています。

➅アトピーの予防

イギリスでの研究で近年発表されたのですが、母乳で育てられた子は10代までアトピーが継続する可能性が、そうでない場合に比べて54%少ないとされています。

➆肥満の予防

乳幼児の間だけではなく、生涯にわたり肥満になるのを予防すると言われています。
これは母乳には食べ物の摂取とエネルギーバランスをコントロールするホルモンと成分が含まれているからではないかとの事で、確かな事はわかっていません。

 

母乳育児のお母さんのメリットは?

・産後に子宮収縮を促し回復が早くなる
・カロリーを消費するので、産後ダイエットになる
・乳がん・卵巣がん・子宮がんのリスクが低くなる
・ミルク代がいらないので経済的
・ミルクを作る手間がない

必ず母乳で育てないとダメ?

母乳育児が推奨されているとはいえ、母乳が出なかったり、保育園に預ける事になり粉ミルクに移行したり、お母さんが母乳を続ける事が辛くなってくる場合もありますよね。
ですので、必ず母乳で育てなければいけないと言う事はありません。

 

まとめ

母乳育児にはメリットがたくさんありますが、絶対に母乳にしないと!とプレッシャーに感じる必要はありません。
新生児の頃から哺乳瓶で粉ミルクも飲めるようにしておくと、やむなくお母さんと長時間離れる事になったなどの理由で母乳を上げれない場合も安心です。乳幼児栄養調査の結果では、生後1ヶ月の時点で母乳とミルクを混合している人が半数近くいる事からも、臨機応変に混合で育児をしているお母さんが多い事がわかります。

-子育て

© 2021 マムズインフォ