赤ちゃんがおっぱいを吸っていない時でも、母乳が溢れ出てくる事は母乳の出が良いママさんの場合はよくある事です。
母乳が多すぎる原因と対処法をご紹介しますので、参考にしてみて下さいね。
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なぜ母乳が出過ぎてしまうのでしょうか?
母乳が授乳していない時でも出てくる事は普通の事ですが、下着や衣服に付いてしまうとベトベトしますし、時間が経つと衣類が黄色くシミになってしまいます。
母乳生産量に赤ちゃんの飲む量が追い付けていない
生まれたての赤ちゃんは、まだ母乳を飲む事に慣れていませんし、お母さんの身体も母乳作りを始めて最初の頃は、母乳の量を調整出来ていない時期まもしれません。
赤ちゃんが生後4週間頃になると、母乳の生産量と赤ちゃんの消費量のバランスが良くなり、母乳が多すぎないように調整されてくるでしょう。
母乳分泌過多症の場合も
赤ちゃんが生後4週間をすぎて、母乳が出過ぎる場合は助産婦さんに相談したり「母乳外来」で診察してもらう事が大切です。
母乳トラブルを放っておくと、乳腺炎になったりして後々に入院する事にもなりかねません。
母乳が出過ぎてしまう時の対策
母乳が出過ぎてしまう場合は「母乳パッド」を使ってみましょう。
下着の裏側に付ける物で、布製の物や紙製でシールで下着にしっかり固定出来る物もありますので、好みで使い分ける事が出来ます。
外出中でも授乳室で授乳ついでに簡単に取り替えできるので便利です!
量が多い場合は数時間に一度ぐらいの頻度で変える必要がありますが、吸収が良い製品を使えば、肌に触れる表面の部分はサラサラのままで使い心地が良いパッドもあります。
筆者の場合は、多分普通の母乳の量だっと思うのですが、多い時は朝起きたら母乳パッドがずっしり重くなっていた!というぐらい母乳を吸収していた事があります。
横向きで寝ると母乳パッドがずれて母乳が漏れる場合
横向きで寝ると胸が横にずれてしまい、パッドでしっかり母乳を受ける事が出来ない事もあります。そんな時は綿のタオルを胸の横から下に授乳ブラで挟むと肌当たりもよく、シーツを汚してしまうのを防げます。
根本的に母乳の量を減らしたい場合
赤ちゃんが母乳を飲んだ後に適度に搾乳する事は乳腺炎の予防になりますが、絞りすぎると余計に多くの母乳を作りだす事になってしまいます。
母乳はうまく出来ているもので、必要な量だけ出すようになっているそうなんです。
赤ちゃんが沢山飲んで、おっぱいが空っぽになると、その分また頑張って母乳を作りだすのです。
なので母乳を絞りきらない事で、今度母乳が作られる時に、母体が少ない量の母乳を生産する事になります。
他の方法として、ワキの下のリンパを冷やす事で母乳の出が悪くなります。
乳腺炎になった時に、冷やすように言われますが同じ要領です。