赤ちゃんが何やら声を出すようになってくると可愛さが倍増しますが、いつから喋りだすのが普通なんだろう?と気になるものです。
赤ちゃんがしゃべり出すまでに、舌や唇を動かす筋肉の発達や動かし方、喉の奥から声を出す方法を知っていかなければいけません。
その為には「クーイング」「喃語」を得て、私達大人が話す言葉とステップしていかなければいけません。
このステップは赤ちゃんによって個人差がありますので、焦らなくても大丈夫です。
中には3歳・4歳ぐらいまでほとんど喋らず、ず~と言葉を溜めていて急にペラペラとたくさんお喋りしだす子もいますよ。
★★もくじ★★
赤ちゃんが言葉を話すまでのステップ
2ヶ月頃
生後2ヶ月頃になると赤ちゃんは「あー」「うー」など母音だけを使った一文字の「クーイング」と呼ばれる音を発するようになります。
4~6ヶ月頃
生後4ヶ月頃から「あーあー」「だーだー」「ばーばー」子音の音が出せるようになり、2文字以上の言葉を発するようになります。「まーまー」と聞こえる事もあり、その瞬間に感動で涙がこぼれる事もあるでしょう。ただ、まだママの事を認識していてママと呼んでいるわけではなく、「ま」という音が出しやすいから音を出したという感じです。
7~12ヶ月
赤ちゃんが周りの人の口の動きを真似るようになってきます。いつも身近にいるお母さんがよくお手本になりますね。10ヶ月頃には赤ちゃんの意思でお母さんに何かして欲しい時に「まーまー」と呼ぶようになる子もいます。
13~18ヶ月
この頃になると、意味を理解した上で1語~複数の単語を使うようになります。
「まま」「まんま」「ぶーぶー」「わんわん」など、その意味をわかって指を指しながら伝えてきたりします。
周りの人の指示も少しづつ理解できるようになり、「おいで」と声をかけると寄ってきたりします。
19~24カ月
50単語程を話せるようになり、発する言葉以上以上に言葉の意味を理解しています。
毎日、新しい言葉を覚えていきますので周りの大人は話す言葉に要注意です!
(子供が汚い言葉を覚えないように)
2歳になるまでに 「あっち ニャンニャン」「ママ 抱っこ」などの2語や4語ぐらいの分を話す子もいます。
25~36ヶ月
お母さんが話しかける言葉をほとんど理解してくるようになり、主語と動詞を使って言葉を話し始めます。
3歳頃になると、子供が何を言っているのかよくわかるようになり、また指示を同時に2つしても理解して動いてくれるようになります。
「お皿を取ってきて、テーブルに並べてくれる?」など。
まとめ
月齢別に言葉の発達の目安を紹介しましたが、個人差が大きいので、お子さんがなかなか喋ってくれなくても必要以上に心配する必要はありません。
それでも心配な場合は、市の検診で言葉の遅れが目立つようであれば後日に連絡がきて、専門の方に相談する事も出来ます。
言葉の発達を助ける為に出来る事
たくさん話しかける
新生児の頃からたくさん話しかけましょう。今、あなたが何をしているか。どんな物が見えるか?歌を歌ったり。
オムツ交換をする時も「オムツが濡れて気持ちが悪いね。交換して綺麗にしましょう」「今日は天気が良くて気持ちがいいね」など。
赤ちゃんが言葉を聞く事で、話す言葉を覚えていきます。
本の読み聞かせ
新生児の頃から読み聞かせをします。赤ちゃんの本でいいので「これはゾウ」などと指差しをして語りかけます。幼児になると本の内容を理解して楽しむ事が出来るので、知っている単語数を増やしてあげましょう。
話しを聞いてあげる
子供の話しがわかりにくくでも、じっくり話しを聞いてあげると、子供は楽しくなりもっとお喋りするようになるかもしれません。