新生児の間は短い時間の睡眠を一日中繰り返して過ごしますが、成長するにつれて夜寝る時間が長くなり、昼間起きている時間が多くなります。
親御さんは、夜間に何度も起こされて熟睡する事が出来ず「早く夜にまとめて寝てくれないかな~」とイライラと共にため息が出てしまいますよね。
我が家でも、息子が夜通し寝てくれる日が来るのを心待ちにしていました。
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赤ちゃんの月齢別に必要な睡眠時間はどれぐらいなのでしょうか?
【月齢別 赤ちゃんの睡眠表】
個人差があり睡眠時間は赤ちゃんによって違いますので、目安として参考にしてみて下さいね。
昼寝は新生児~1ヶ月の間は複数回に分けて、3ヶ月~6ヶ月までは3回、9~18ヶ月は2回~1回ぐらいが平均です。
年齢 | 昼寝(時間) | 夜寝(時間) | 平均睡眠時間(時間) |
新生児 | 8.5 | 8.5 | 17 |
1ヶ月 | 8 | 9 | 17 |
3ヶ月 | 6 | 10 | 16 |
6ヶ月 | 5 | 10 | 15 |
9ヶ月 | 3.5 | 11 | 14.5 |
12ヶ月 | 3 | 11 | 14 |
18ヶ月 | 2.5 | 11 | 13.5 |
月齢が上がってくるにつれて、夜間寝る時間が増えていきますが、一晩中寝てくれるわけではありません。個人差があり、赤ちゃんによっては生後4ヶ月で一晩中寝てくれる子もいれば、1時間おきに起きてしまう子もいて、親御さんは寝不足でヘトヘトになる場合も・・・
赤ちゃんが夜通し寝てくれるのはいつ?
赤ちゃんによっては4ヶ月~6ヶ月の間に夜通し寝てくれる親孝行な赤ちゃんもいますが、標準的に6ヶ月以降になると夜間8時間以上、起きないで寝てくれる赤ちゃんが増えます。ですが、母乳の赤ちゃんは粉ミルクの赤ちゃんより、お腹持ちが悪い為にお腹が空いて起きる事が増える傾向があります。
ですが、身体の成長と共に、一晩中寝ていて赤ちゃんが夜中に何度も起きだすようになったする事もあり、一時期ずっと夜間寝てくれるようになっても、また時期がくれば寝なくなったりする事もあります。
赤ちゃんが夜間おきずに寝てくれるようになるには、身体的な成長と発達が必要になってきます。
こんなサインがあれば夜通し寝る準備は出来ている!
・モロー反射をしなくなった
赤ちゃんが寝ている間にビクっとして泣きだす「モロー反射」がなくなれば、夜間にゆっくり眠れるようになります。平均的に生後4ヶ月でなくなります。
・ミルクを飲む量が増えて、体重が増えている
生まれたばかりの赤ちゃんの胃の大きさは小さく、頻繁にミルクを飲む必要がありますが、大きくなるのつれて胃も大きくなり、夜間にミルクを飲まなくても大丈夫になります。
・自分で眠りにつける
自分の指を吸ったり、おしゃぶりを吸ったりなどして、夜間に目が覚めても自分で再び眠りにつけるようになっている。
上記のサインのうち、一番難しいのが「赤ちゃんが自分で眠りにつける」事ではないでしょうか?赤ちゃんが一人で眠りにつけるようになるには、寝かしつけ方法から変えて練習をしていきます。
夜通し寝てくれる為の寝かしつけ方法とは?
月齢に応じた時間に寝かせる
1歳以下の場合は7時~7時半ぐらいの間に寝かせるようにし、毎晩同じ時間に寝かせるようにします。あまり遅くなると赤ちゃんが疲れすぎて機嫌が悪くなり、寝つきが悪くなってしまいます。
赤ちゃんが起きている状態で布団(ベッド)の上に置く
赤ちゃんが一人で眠りにつく練習をします。一人で寝る事が出来るようになると夜中に目が覚めても自分でまた眠りにつく事ができ、朝まで泣かずに寝る事が出来るようになります。
簡単な事ではないので、数週間ほどかかる場合があり、最初は泣き続けたりしますが根気よく同じ事を続けます。
方法は「ねんねトレーニング」や「泣かせないねんねトレーニング」など、お父さんやお母さんが良いと思った方法を試してみましょう。
まとめ
我が家では「泣かせるねんねとレーニンング」をしばらくして挫折してしまいましたが、1歳になる少し前には夜通し寝てくれるようになりました。
これでゆっくりと眠れるわ~と安心していたら、数カ月おきに起きだすようになったり、また一晩中寝てくれるようになったりを繰り返しています。
生後3ヶ月で、夜間5時間は起きずに寝てくれる赤ちゃんの話しなどを友人から聞くと羨ましい・・・と思いますね。
こればかりは個性だから仕方なし!